購入する(お金を出す)お客様の立場に立って考えろ・・・
お客様の視点(顧客視点)の心理で考えないからダメなんだ・・・
顧客視点中心でお客様満足度の向上を目指します!
などなど、事業内容の目標や頑張るためのスローガンとしてよく出て来るのが「お客様の視点(顧客視点)」です。
しかし、聞こえが良い言葉だけに、分かった気分になりがちで、
「分かったようだけど、具体的にはどんなこと?」
「自社のお客様目線で考えた場合、具体的にどんな視点になりますか?」と、聞いてみると明確に答えられるケースは、実は少ないと思います。
そこで、改めて「お客様の視点(顧客視点)」とは、具体的にどう考えれば良いのか?
そして広告やセールス活動でどう考えれば効率が良いのか?を考えてみました。
では、単刀直入に考え方のポイントを挙げてみます。
「お客様は、なぜ自分の商品・サービスを選んでくれたのか?」
「お客様は、どうして自分の商品・サービスを選ばずに他社を選んだのか?」
「お客様は、途中までは前向きだったが、なぜ途中から断って来たのか?その理由」
「お客様は、自分の商品・サービスに何を期待しているのか?」(何を求めているか?)
「お客様が求めている(期待している)内容が分かったら、具体的にどう動けば良いのか?(新商品・新企画の発表をする等)」
要は、「自分がお客(顧客)だったら、こうして欲しい・こう考える」というのは当然として、
「あなたの商品・サービスは、〇〇××▽▽だから、買わない・契約しなかった」という“断られた理由”を探し、考えることになります。
この「選ばれない理由」がハッキリしたら、お客様に選ばれるための対策を考えれば良いことに落ち着きます。
お客様は、自分が契約する会社を選ぶのは自由です。
そのための具体的な行動は「比較検討」になりますから、選ばれる理由がハッキリしたら、そのポイントを明確に広告で打ち出せば良いということになります。
上手い広告を真似る(参考にする)もの作戦ですが、ただ真似ても効果が薄い理由の一つがお客様の視点(顧客視点)を、実は自社で深く考えていないということもありますね!
Point
上手い広告・セールス手法を参考にするためには・・・
ただ表面的に「真似」(マネ)ても効果が出ない。
(結局、何をやってもダメなんだ・・・と心理的に悪循環に陥る)
上手く行かない理由は・・・
「自分の商品・サービスが、お客様に選ばれない・断られる理由を具体的に分析して、ハッキリさせていないから」
ここを明確にして参考にすれば、反応は好転する。
英彩人 旬報 2018年7月号より